もっとアピールできる!?
ニューヨークの日本の発酵食品事情

日本で古来から食されてきた発酵食品。
            
昔から食品を加熱して食べることが多い日本では、
酵素や生きたビタミン、ミネラルなどを
摂取できる発酵食品は、
バランスの良い食事には欠かせませんよね。
            
各国の発酵食品が
ブームになっているアメリカですが、
これらの日本の発酵食品、
もっともっとアピール出来るのでは?
と個人的には思っています。
            
今アメリカで最も馴染みがある
日本の発酵食品といえば味噌と醤油。
            
ニューヨークの普通の
スーパーマーケットであれば
どちらも必ず置いてあります。
            
最近は醤油の中でも
溜まり醤油などグルテンフリーのものも人気で、
自宅の冷蔵庫に欠かさず入っている、
という人も少なくないようです。
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味噌スープも
ニューヨーカーに広く受け入れられています。
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最近では大豆の代わりに
ヒヨコ豆や小豆を
原材料にした味噌も登場しています。
            
自宅ではあまり
料理をしないニューヨーカーも多いので、
天然の素材を使用した
インスタントの味噌スープも人気がでそうです。
            
今ブームになっている発酵食品の多くは、
調理せずそのまま食べたり飲んだりできるものが中心です。
            
サラークラフトやキムチが
これだけ人気になっていることから、
ぬか漬けも絶対いける!
と個人的には思っています。
            
またアメリカ人は魚が苦手な人も多いのですが、
自宅で調理する際の生臭さや、
どう料理したら良いか分からない、
というのが大きな原因の一つでもあるようです。
            
ですので、アメリカ人に馴染みのある
サーモンやタラなどの切り身の魚の粕漬けも、
“生臭さが気にならずグリルするだけで食べられる”
とアピール出来るかもしれません。
            
今流行りの塩麹なども
手軽に使えて旨味が出る調味料として
世界共通に受け入れられそうな気がします。
            
個人的にも大好きな日本の発酵食品。
            
その美味しさや優れた栄養面は
ユニバーサルだと思っています。
            
今後もっと多くのこれらの食品が
アメリカで手に入るようになることを願っています。
            
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Texted by 白石里美
ニューヨーク在住のライター
翻訳家/米国公認ホリスティックヘルスカウンセラー。
最新のダイエット、デトックス、美容情報に精通。
「心と体の健康なくして美は成らず」をモットーに
栄養学からファスティング、ワークアウト、ヨガ、オーガニック、
ナチュラルコスメ、ファッション、ライフスタイルまで
内面と外見をトータルでケアする記事を執筆。
ニューヨークで見つけた肌と体と心に効くことを気ままに綴る
ブログ:http://ameblo.jp/nydetox/
Facebook:https://www.facebook.com/nydetox

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