ニューヨークをより魅力的に変えていく
日本人建築家たち

象徴的な建物が次々と建築されているニューヨークですが、
中でもアメリカ中の注目を集めて開業したのが
4 World Trade Centerです。
  
4WTC2
      
同ビルの建築を担当したのは日本人建築家、槇文彦氏。
      
世界の建築物のレビューをするArchitecture-Reviewでも
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4 World Tradeの現在のビルは
建築家にとって最も名誉とされる
プリッカー賞受賞者である才能ある建築家槇氏によるものです。
そして、 近年ニューヨークで建築される
ビルの中でも確実に最も優れたビルの一つである。
4 World Tradeに基づいて、彼がその賞に値することは明らかです。
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ここまで引用
      
と同ビルの完成度と槇氏の才能を評しています。
      
4 World Trade Center だけでなく、
MOMAを手がけた谷口吉生氏
MOMA
さらにコンテンポラリーアートの美術館である
New Museumを手がけた日本人建築家ユニットSANNAなど、
ニューヨークを代表する建物を日本人建築家が手がけています。
      
観光客や地元ニューヨーカーも、
コレクションのみならずその建築が好きで
何度もMOMAやNew Museumに足を運ぶ人も多いようです。
      
また4World Trade Centerも
観光地として多くの人が訪れています。
      
さらに同じく「プリッカー賞」を本年度受賞した坂茂氏は
チェルシーにあるMetal Shutter Housesを手がけ、
ニューヨークの中でもデザインにうるさい人たちが集まる
同エリアで注目の住居スペースとなっています。
      
ちなみに、 SANNAも過去に「プリッカー賞」を受賞しており
日本人建築家がいかに世界的に高い評価を受けているかがわかります。
      
Architecture Reviewでは
板氏や谷口氏にも言及し
日本を代表する建築家たちであるとしています。
    
同レビューでは
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彼ら日本の建築家たちに共通するのは
純粋で簡素化された、細部のディテールまで考え抜かれ
一点の曇りなく実行されたたネオ・モダン様式への愛である。
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と評しています。
      
美しくクリーンなデザインと、
細部まで計算されつくした精密な建築物。
      
今後新しい世代の才能も含め、
素晴らしい才能に満ちた日本人の建築家たちが、
ニューヨークを含む世界中の街を
より魅力的に変貌させてくれることでしょう。
    
Architecture Review
http://www.wtc.com/news/makis-4-wtc-offers-shimmering-perfection–architecture-review

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Texted by 白石里美
ニューヨーク在住のライター
翻訳家/米国公認ホリスティックヘルスカウンセラー。
最新のダイエット、デトックス、美容情報に精通。
「心と体の健康なくして美は成らず」をモットーに
栄養学からファスティング、ワークアウト、ヨガ、オーガニック、
ナチュラルコスメ、ファッション、ライフスタイルまで
内面と外見をトータルでケアする記事を執筆。
ニューヨークで見つけた肌と体と心に効くことを気ままに綴る
ブログ:http://ameblo.jp/nydetox/
Facebook:https://www.facebook.com/nydetox

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